2025.10.31

胸部X線画像病変検出ソフトウェア【CXR-AID】を導入

当院ではAI技術を用いて開発した胸部X線画像病変検出ソフトウェアを令和7年11月25日(火)よりを導入いたします。

今回導入する胸部X線画像病変検出ソフトウェアはAI技術を活用して胸部単純X線画像から結節・腫瘤影、浸潤影、気胸が疑われる領域を検出し画像診断を支援するソフトウェアであり、その領域を医師が再確認することで見落とし防止を支援し、診断の精度を向上させます。

●結節・腫瘤影

X線画像に写る類円形の陰影で、肺がんが疑われる所見です。

●浸潤影

境界の不明瞭な陰影で、主に肺炎や結核などの感染症に見られる画像所見です。

●気胸

肺に穴が開くことで肺がしぼんでいく病気で胸部X線画像では、肺と胸腔の間に空気の領域が認められます。

 

なお、当院には16列マルチスライスCT装置も配備しておりますので、異常が見つかった場合には、迅速に精密検査まで行うことが可能です。

CXR-AIDポスター