健康診断・人間ドック

オプショナル脳ドック

脳の病気は、気づかないまま進行し突然発症すると一瞬にして命が奪われてしまったり、麻痺などの重い後遺症を残すことも少なくありません。大切なのは、未然に防ぐことです。発症してから後遺症が残るのと、未病をみつけて治療し、後遺症が残らないのは天と地の差です。当院の脳ドックでは、くも膜下出血の原因となる動脈瘤のチェックや動脈硬化の程度の評価だけでなく、脳腫瘍などのチェックし発症を未然に防ぐお手伝いをします。

MRI

脳ドック・頸部動脈

脳卒中や認知症のサイン、気づいてますか？頭痛、頭重感、視力低下、物忘れ、日常動作の違和感は脳の病気のサインです。最新のMRI画像診断で、脳の腫瘍や動脈瘤、脳卒中のリスクとなる頸動脈の狭窄などを調べます。

MRI

脳ドック・脳委縮定量解析

脳委縮量を定量化することで、アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症などのリスクを評価できます。脳ドックと併用で受けられるので、脳の健康を総合的にチェックできます。

脳ドック	19,800円（税込）
脳ドック+頸部MRA	24,200円（税込）
脳ドック+脳萎縮定量評価	23,100円（税込）
脳ドック+頸部MRA+脳萎縮定量評価	27,500円（税込）

オプショナル肺ドック

タバコを吸う人はもちろん、吸わない人、女性にも受けてほしい検査です。肺がんの男性約3割は、非喫煙者です（※1）。また、女性ホルモンが肺がんリスクを高めることが知られています。症状が出にくい、通常では見つかりにくい肺がんでは、早期発見しやすい最新鋭のマルチスライスCT検査をお薦めしています（※2）。

• ※1　国立がんセンタがん対策情報センター
• ※2　厚生労働省研究班疫学調査2005年

CT

肺がん検診

マルチスライスCT検査は、従来のCT検査に比べて画像の解像度が高く、肺がんを早期に発見しやすい検査です。当院では、最新の技術を導入しており、低線量被曝で検査を受けることができます。

CT

COPD定量解析

COPD（※1）を定量解析することで、現在のCOPDの重症度を評価できます。肺がん検診と併用で受けられるので、肺の状態をより正確にかつ総合的にチェックできます。タバコを吸う方はもちろん、吸わない方にも受けていただきたい検査です。※1　慢性閉塞性肺疾患

肺がん検診	11,000円（税込）
肺がん検診・COPD定量解析	14,000円（税込）

頚動脈超音波検査

超音波によって首の血管を観察し、血管の動脈硬化がないか、血の塊(血栓)がないかを確認します。脳梗塞や一過性脳虚血発作の原因なる動脈硬化症の早期発見に有用な検査です。

甲状腺超音波検査

甲状腺の大きさや形状、腫瘍の有無などを調べます。下記の甲状腺ホルモン検査との併用により甲状腺機能をより詳しく調べることができます。

甲状腺ホルモン検査

疲れやすい、痩せてくるなどの全身の不調のほか、気持ちの落ち込み、忘れっぽくなるなどの気持ちの不調と思われる原因で、甲状腺機能亢進症（バセドー病）や甲状腺機能低下症（橋本病など）の甲状腺疾患が隠れていることがあります。また、現在は症状がなくても、甲状腺機能が若干変化していている場合もあります。定期的な検査をお勧めしております。

腫瘍マーカー検査

がん細胞の中には、その癌に特徴的な物質を産生するものがあります。そのような物質のうち、血液検査で測定可能な物質を腫瘍マーカーとして、癌があるか否かの診断や癌の治療経過の診断のために用いられています。
ひとつの臓器の癌でもいろいろな腫瘍マーカーが知られています。また、腫瘍マーカーは、癌がなくても上昇したり、癌があっても上昇しない場合もあります。代表的な検査項目は下記となりますが、その他の検査項目についてはご相談ください。

CEA（癌胎児性抗原）

大腸がん､肺がん､胃癌など多くの癌で上昇します。特に大腸癌では高値を示すことがよく見られます。

AFP（α-フェトプロティン）

肝臓がんや肝硬変、慢性活動性肝炎で上昇します。肝臓がんの腫瘍マーカーとして有用です。

CA19-9

CA19-9は消化器癌の中でも、とくに膵臓がんに特異性の高い腫瘍マーカーです。
膵臓がん、胆道がんで高い陽性率を示すほか、胃がん、大腸がん、肝臓がんでも上昇することがあります。

PSA（前立腺特異抗原）

前立腺癌で増加する腫瘍マーカーです。前立腺癌の小さいうちから上昇するために早期発見に有用です。前立腺炎や前立腺肥大などの良性疾患でも上昇することがあります。

CA125

卵巣癌、子宮癌で増加する腫瘍マーカーです。特に卵巣癌での上昇がよく知られています。
子宮内膜症、子宮筋腫や良性卵巣腫瘍などでも上昇します。また、妊娠初期や月経時にも一過性の上昇がみられることがあります。