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6月に強くなる「めまい」の症状
6月に入り、雨の降る機会も多くなって参りました。
6月という季節の変わり目の時期は、新年度開始から2ヶ月たち、
お仕事も忙しい頃で体調を崩す方も少なくない時期でもあります。
中にはめまいや立ちくらみなどを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか??
6月は気圧が急激に変化する時期で、
9月も同じように台風が気圧の急激な変化する時期になります。
急激な気圧の変化は耳の中にあるバランスをつかさどる「内耳(ないじ)」に大きな影響を
与えるのでめまいが起きやすくなるのです、、、
めまいは耳が原因で起こるものだけでなく、脳の病気や心臓の病気が
原因になることがあります。
それ以外にも熱中症などの脱水や、心への過度のストレスなど原因は様々です。
どこが原因なのかは
「めまいの症状がどのようなものか?」と、「診断に的確な検査を行うこと」が重要です。
ちなみにめまいの症状は大きく分けて3つあります。
- 周りがグルグルする回転性めまい
- ふわふわ浮いている感じがする浮動性めまい
- 目の前が暗くなる眼前暗黒感を感じる失神性めまい
回転性めまいは耳が原因で起こるめまい、浮動性めまいは脳が原因で起こるめまいと
言われていますが、
脳の症状が原因に隠れていることもあり、一概にめまいの症状だけでこれ!
と診断することが難しいです。
ただ呂律が回らない、経験のない激しい頭痛・嘔吐、手足や口の痺れ、
見え方がおかしい、呑み込みにくい、視野がおかしいなどが一緒にある場合は
緊急治療の必要なめまいが隠れていること場合があるので、
そのような時はすぐに医療機関にご相談ください。
急にめまいが起きた時は、まずは下記のような対処をしてみましょう!
・静かなところを選んで休む。(運転中であれば停車しましょう。)
・なるべく頭を動かさないようにする。
・嘔気が起こることがあるのでそれに備える。
・嘔気がなければ水分をこまめにとる。
それでも改善がない場合は医療機関へご相談ください!
6月の梅雨の時期のキラキラとした葉っぱも綺麗なものです♪皆様も忙しいの中にちょっとした幸せを感じられますように、、、
プロフィール
こんにちは、医療法人社団 博英会かねこクリニック理事長/院長の金子 大成です。