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2024.12.20
寒い日はヒートショック対策を!
12月に入りグッと気温も下がり寒くなって参りましたね!
今回は寒くなってグッと増えてくるヒートショックのお話とその対策について です。
外気温が下がると、
体は熱を保持しようとして全身の血管を収縮させます。
全身の血管が収縮する結果、血圧は上昇します。
逆に寒いところから暖かいところにいくと血圧は下がります。
高血圧症の方は冬になると血圧が上がり、お薬の調整を行うことがあるかと
思いますが、いかがでしょうか?逆に今度夏になり
暖かくなるとまたお薬の調整を行う方もいらっしゃると思います。
この血圧の変化が急激に起こることで引き起こされるのがヒートショックです。
暖かいところから急に寒いところへ移動し、また急に暖かいところへ移動する
ことで
急激な温度変化に体がさらされ、
血圧が乱降下し、
心筋梗塞や不整脈、脳梗塞、脳出血などが誘発されるのです。
自宅ではトイレや廊下、お風呂場で起こることが多いです。
特に入浴前は要注意!
- 脱衣所や浴室は暖めておく
- 湯温は40度以下、浸かる時間は10分未満
- 飲酒後、食後、医薬品服用後」は避ける
- 入浴前に同居人に一声かける。
- 浴槽から急に立ち上がらずゆっくりと
上記のような対策を心がけてくださいね!
今年もお世話になりました。
また来年も宜しくお願いいたします。
Happy Holidays!!
プロフィール

こんにちは、医療法人社団 博英会かねこクリニック理事長/院長の金子 大成です。